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大阪大谷大学博物館
2016年6月17日
神戸新聞地域ニュース
南日本新聞
2015年12月20日(日)
2015年12月20日(日)南日本新聞
2015年12月20日(日)南日本新聞
12月17日(木)朝日新聞
愛媛新聞アスリートくらぶ4月号特典
愛媛新聞4月18日(土)
神秘的「飛天」と真民詩 共鳴
砥部・坂村真民記念館
画家・吉永邦治さんとの特別展
「念じれば花開く」などで知られる詩人、坂村真民(1909〜2006年)の作品や生涯を紹介する砥部町の「坂村真民記念館」で「飛天」をテーマに画家、吉永邦治さん(70)の絵画と真民の詩を展示する特別展「吉永邦治と坂村真民の世界」が開催されている。「西洋と東洋が融合した神秘的な世界」などと来館者に好評だ。5月31日まで。
愛媛新聞3月8日(日)
2013年12月2日(月)
産經新聞 洲本支局
東洋の美 絵に託して
南あわじ「玉青館」吉永邦治さん作品展
シルクロードなど東洋をテーマに創作活動を続ける明石市大久保町の画家、吉永邦治さん(69)の作品展「東洋へのまなざし」が、南あわじ市松保西路の同市滝川記念美術館「玉青館」で開かれている。油絵や鉛筆画など約60点が並んでいる。15日まで。
鹿児島県出身の吉永さんは高野山大学(和歌山県)で東洋美術、仏教・密教芸術を学んだ。仏教とともに広まった天女の名で知られる「飛天」の美しさに魅せられ、シルクロードや中近東を訪れ研究を重ね、作品を描き続けてきた。
「仏涅槃図」は縦1.4メートル、横10.5メートルの大作。世を去った釈迦と周囲の嘆き悲しむ弟子たちの姿を鉛筆で描写している。極彩色で仏教の「曼荼羅」を思わせる「土曜日の光景(チベット高原にて)」は完成まで20年の歳月を費やしたという。
このほか、陶芸作品やスケッチなども展示されえおり、吉永さんは「東洋の地の美しさを再認識してほしい」と話している。
午前9時〜午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。大人500円。大学・高校生300円、小・中学生は200円。問い合わせは同館(電話 0799・36・2314)。
2013年11月9日(土)神戸新聞 淡路総局
日本文化源流求め
仏教画など60点 油彩、鉛筆、墨、多彩に表現
明石在住吉永邦治さん個展 南あわじ
日本文化の源流を求めて世界を旅する画家、吉永邦治さん(69)=明石市の個展が、南あわじ市松帆西路の「市滝川記念美術館・玉青館」で開かれている。インドや中国、カンボジアなどの地域色豊かな仏教美術、伝統文化に根ざした人々の生活模様などを、油絵や鉛筆、墨絵など多彩な技法で表現している。12月15日まで。(長尾亮太)
吉永さんは鹿児島出身。高校卒業後に東京の専門学校で建築やデザインを学び、ドイツに渡って西洋の芸術を研究した。帰国後は高野山大学で仏教美術を学び、東洋の世界観を追求。シルクロードなどを旅し、心動かされた情景を残した。
展示作品約60点のうち、吉永さんが特にこだわるのが、天女とも呼ばれる「飛天」。吉永さんによると、飛天の絵は中国を経て日本に伝わる過程で、空中を舞う伸びやかさが失われてしまったという。会場では油絵や墨絵に加え、布に飛天を描いてつるし、風を送って伸びやかに舞う姿を表現した作品もある。
鉛筆画で目を引くは、「仏涅槃図」。横10.5メートル、縦1.4メートルの紙に、釈迦の死とそれを嘆く弟子の姿を、力強いタッチで描いた。筆圧をかけたため、膨大な数の鉛筆を使ったという。
チベットの寺院で目にした曼荼羅や僧侶を表現した抽象画や、黄緑色に輝くメコン川の夕景、中東男性の柔和な笑顔、アフリカの街角の絵が、異国情緒をかき立てる。
吉永さんは「世界各地と日本との文化面のつながりを感じてもらえたらうれしい」と話している。11月10日午後2時から吉永さんのトークイベントを開催。大人500円、高校・大学生300円、小中学生200円。午前9時〜午後5時。月曜休館。同館TEL0799-36-2314