吉永邦治展
~高宮画廊35周年記念~

2008.12.5~高宮画廊35周年記念~吉永邦治展 案内状

~高宮画廊35周年記念~吉永邦治展
Kuniharu Yhoshinaga Exhibition

2008.12.5(金)~12(金)
10:00~18:00/土曜11:00~17:00
(7日休廊)

高宮画廊
http://www.g-takamiya.com/
〒541-0046大阪市中央区平野町4-5-6
(ルアンジュ淀屋橋)
電話06-4706-3123 FAX06-4706-3124
地下鉄 御堂筋線淀屋橋駅13番出口より6-7分
地下鉄 四橋線肥後橋駅7番出口より6-7分


(ルアンジュ淀屋橋1F高宮画廊)大きな地図で見る

高宮画廊 35周年記念店によせて

秋色、しだいに深まっていく今日、この頃ですが、皆様にはお変わりなく、お過ごしのことと存じます。

今年の春、JR大阪セルヴィスギャラリーでの吉永邦治展の際、ある著名な方から、『抽象に向かう人が多い日本画壇のなかで、ご自分の信じる道をただひたすら歩み、独自の画境を築かれていますね。・・・・・(中略)絶望を深めるのも芸術の役割かもしれませんが、人々に希望と安らぎを与えることにこそ芸術の本質があり、それを実現されているのが吉永三男一連の作品群なのですから。』とのメッセージをいただきました。私にとって、まことにうれしい便りで、感動し、制作のプロセスにおいての多大なる励みとなりました。

さて、今年の12月、大阪の高宮画廊で個展があります。今回の古典派、『高宮画廊35周年』に際し、年間通じて催される企画展作家の一人として依頼を受けたものです。高宮画廊は、35年前、「日動画廊・大阪支店長」であられた高宮秀閣氏が大阪中ノ島に独立、開廊されたのがはじまりで、独自の世界を築き活動している内外作家の企画展を中心に、ご子息、剛一氏と共に歩んでこられました。

今展は、高宮画廊とのこれまでの御縁に感謝とお祝いの気持ちをこめて、アジアに南米を加えた作品群の中から、有限から無限の風土のなかに生きている人びと等を描いたもので構成したいと思います。また、来廊される皆様に楽しんでいただける空間にしたいと、準備に勤しんでいます。

お忙しいとは存じますが、お気軽にお立ち寄りいただいて、ご高覧たまわりますればと、ここにご案内申し上げます。

2008年 秋  吉永 邦治

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