吉永邦治展 飛天・シルクロードの旅

吉永邦治展 飛天・シルクロードの旅 ポスター
大阪大谷大学博物館<平成22年度春季特別展>
『吉永邦治展 飛天・シルクロードの旅』
2010 KUNIHARU YOSHINAGA EXHIBITION

  • 2010.4.3(土)~7.2(金)10a.m.~4p.m.
  • 大阪大谷大学 博物館 [access]
    〒584-8540 富田林市錦織北3丁目11-1
  • 入場無料

 

大阪大谷大学博物館春季特別展によせて

時はめぐり、薫り豊かな季節となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、この度大阪大谷大学博物館春季特別展にて「吉永邦治展~飛天・シルクロードの旅~」(4月3日~7月2日)が開催される運びとなり大変喜んでおります。
また5月8日博物館講座においては、演題「天空へのいざない~飛天・シルクロードを語る」とし、飛天世界との不思議な出会いを話したいと思っております。
今展も東洋のこころを感じ取っていただける雰囲気の場になればと思っております。
沢山の方々にご来場いただければ幸いです。
ここにご案内申し上げます。

2010年 春 吉永邦治

 

平成22年度春季特別展の開催について(ご案内)

大阪大谷大学博物館
館長 笠井 高芳

謹啓、貴台ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は当館の運営につきまして、ご指導、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたび、当館におきまして、下記のとおり特別展を開催いたします。ご多忙中とは存じますが、多数のお誘い合わせの上、ご来館賜りますようご案内申し上げます。

1.事業名 平成22年度春季特別展

「吉永邦治展 -飛天・シルクロードの旅-」

今春の特別展は、本学短期大学部教授 吉永邦治氏による「飛天・シルクロードの旅」というテーマで表現された数々の作品を展示します。天空に美しい天衣をたなびかせて、しなやかに飛翔している飛天、悠久なる大地で脈々と生き続ける人びとや風物を雄大なスケールで魂をこめ、描かれた作品群です。
吉永邦治教授は、高野山霊宝館館長であられた山本智教博士から、仏教・密教芸術を基礎に、東洋美術を学ばれ、「飛天」をもとめ、中近東、西アジア、東アジア、東南アジアを旅し、多くの作品を描き、研究を深められてきました。
絵画では「きまぐれ美術館」(新潮社)の著者である洲之内徹氏と出会い、理解、影響を得て、各地で個展を開催してこられました。また、吉永教授の師であり、日本の近現代洋画界に指導的役割を果たした山口長男画伯は、吉永教授の「画かき」としての姿勢について、次のようにメッセージを寄せられています。「・・・彼は広汎に対象を各地各街に求めて極めて沢山の素描的修行を継続して、遠く中近東まで遠心的に行脚を求め続けている。それは単なる画家の外遊ではなく、自らの心身に触れるあらゆる物象の古を求め歩く修行のように見える。彼は業者であり、こうした学究者でもある。・・・」
今回、展示作品を通して、吉永教授の制作への「壮大なる熱きおもい」にふれていただければ幸いです。

2.展示期間 平成22年4月3日(土)~7月2日(金)
期間中の土曜日は、午後も開館いたします。

3.開館時間 午前10時~午後4時

4.休館日 日曜日およびゴールデンウィーク中(4月29日~5月5日)は休館

5.主たる展示品

油彩

「黄の生成(シルクロード)」
「天壇(中国大陸)」
「天音飛天」
「満月」
「風花飛天」
「星花飛天」
「星光(イスタンブール)」
「宙」

墨彩

「アジアの風」5曲1双図大屏風
「南船」5曲1双図大屏風
「彼方へ」
「天女」

デッサン

「莫高窟を望む(敦煌・シルクロード)」
「草原の男(モンゴル)」

その他

七宝「吉祥香音七宝飛天」
陶器・陶板

6.所在地 大阪大谷大学博物館
〒584-8540
大阪府富田林市錦織北3丁目11-1
TEL 0721-24-1039
近鉄南大阪線滝谷不動駅下車 徒歩7分

7.入館料 無料

8.博物館講座 5月8日(土)14:00~
天空へのいざない~飛天・シルクロードを語る
吉永邦治氏(大阪大谷大学短期大学部教授)

詳細につきましては、大阪大谷大学博物館(TEL 0721-24-1039)まで
お問い合わせください。

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