吉永邦治アートに触れる館
南　溟　館・・・枕崎

〒８９８‐００３１　枕崎市枕崎２９０　枕崎文化資料センター
ＴＥＬ　０９９３‐７２‐９９９８

吉永邦治氏のこと　　関　　好　明

枕崎市文化資料センター南溟館収蔵の田代コレクションの中に、遊牧民の少女と老人を描いた。吉永邦治氏の『タシウルガンの男』と『遊敬民の童女』の油絵の作品がある、はじめてこの作品に接した時、吉永氏についてはなんの知識もながったが、人間味あふれる表現に魅せられ作者に深い興味をもった。
鹿兄島市の山形屋画廊で個展をされたとき直接にお目にかかり話しをする機会を得たが、はじめて作品に出会ったときの感じに間違いながった。
自分を飾ることなく、本音で人に接し、ものごとに敬り組む吉永氏の人間性と行動力に尊敬するとともに親しみをもった。
インドをはじめ世界を旅し、多くの著書を表わしておられるが、吉永氏の偽りのないストレートな心情が、言語・人種を越えた交流となり、吉永氏の作品のエッセンスになっているように思う。　（南　溟　館）

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