魂のこもった絵…

魂のこもった絵…

宮 坂 宥 洪

高野山大学時代に幾度となく夜を徹して語り明かしたこと、またご一緒に初めてインドの仏蹟を巡拝したことが昨日のことのように懐かしく思い出されます。あのころ「こんな下手な絵がよく売れるなあ」なんて失礼なことを言って御免なさい。魂のこもった絵というものがどういうものかが、当時の私にはまたわからなかったのです。
吉永さんが私の祖父母のために設計してくれた家に今は私が住んで、感謝の念を込めてこれを書いています。ますますのご活躍を祈念しています。

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